皆さんこんにちは!新入社員のシロクマです!
前回に引き続き。「富山の魅力紹介!」と題して、富山の魅力を発信していきます。
第12回目も“観光”のテーマから。
富山県の春といえば、やっぱり高岡古城公園の桜は外せません。
お堀を囲むように咲き誇る桜たちは、かつて城があった場所とは思えないほど穏やかな雰囲気をまとい、訪れる人の心をそっと包み込んでくれます。
今年も満開のタイミングを見計らって、昼と夜の両方に足を運んでみました。
それぞれの時間帯でまったく違う表情を見せる桜たち。その魅力を余すことなくお伝えします。
昼の古城公園:お堀を彩る桜のグラデーション
桜のピーク時期は、まるで公園全体が桜の雲に包まれたかのような景色になります。
特にお堀沿いの桜並木は圧巻で、水面に映る桜がさらに景観に奥行きを加えてくれます。
ベンチに腰を下ろして眺める桜、風に揺れる花びら、そして穏やかな春の陽射し。
「時間がゆっくり流れている」と感じられる場所って、こういうところだなと思いました。

また、園内にはちょっとした屋台や休憩所もあるので、お団子を買って桜の下でほおばるのもおすすめ。
この“お花見”という言葉がぴったりな時間がここには流れています。
夜の古城公園:幻想的なライトアップで浮かび上がる桜
そして夜の古城公園は、昼間とはまったく別世界。
ライトアップされた桜が水面に映え、静けさの中に浮かび上がる光と影のコントラストがなんとも幻想的です。
特に印象的だったのが、中の島あたりから見る桜と橋のライトアップ。
白くぼんやりと浮かぶ桜の花が、まるで夢の中の風景のようで、「日本に生まれて良かった」と思わず心の中でつぶやいてしまいました。

昼間には気づかなかった枝ぶりや、微妙な色の違いなどが、ライトに照らされることでくっきりと浮かび上がるのも夜桜ならではの楽しみです。
高岡古城公園の桜は“昼と夜、両方見てこそ”の美しさ
一言で“桜の名所”といっても、その楽しみ方は一通りではありません。
高岡古城公園のように、昼と夜でまったく違う表情を見せてくれる場所は、そう多くはないと思います。
昼はのどかで心温まる景色、夜は幻想的で心を打つ光景。
どちらも“春を体感する”という意味では、最高の舞台でした。
富山で桜を楽しむなら、ぜひ一度、昼と夜の両方を味わってみてください。
この場所の魅力が、何倍にも広がるはずです。
桜の見頃・アクセス・注意点
例年、高岡古城公園の桜は3月下旬〜4月上旬が見頃です。
開花状況は気温によって多少変動しますが、SNSや公式HPでこまめにチェックするのが安心です。
- 住所:富山県高岡市古城1-9
- 入園料:無料
- ライトアップ時間:18:30〜21:30(桜の開花期間中のみ)
- 駐車場:無料駐車場あり(混雑時は早めの到着がおすすめ)
お花見期間中は人も多いため、昼間にのんびり過ごしたい方は平日か午前中を狙うといいかもしれません。
まとめ:高岡古城公園で味わう“二重奏”の桜時間
高岡古城公園の桜は、ただ「美しい」だけではありません。
お堀の静けさや歴史的な雰囲気とともに、桜がまるで時を巻き戻したような非日常感を与えてくれます。
昼の桜は、柔らかな春の光に包まれながら、のんびりとした時間を過ごすのにぴったり。
一方で、夜の桜はライトアップによって浮かび上がり、どこか幻想的で、思わず息を呑むような美しさを持っています。
「昼と夜、どちらかを選ぶなんて無理!」
そんな風に思わせてくれるのが、ここの魅力です。
ぜひ、1日に2度訪れる贅沢を体験してみてください。きっと忘れられない春の思い出になりますよ。
【次回予告】もうひとつの名所へ――富山県「城址公園」の桜散歩
高岡古城公園の桜に心を奪われた方へ、もうひとつおすすめしたい桜スポットがあります。
それが、富山市の中心部にある「富山城址公園」です。
近代的な市街地のなかに、突如として現れる静かな緑の空間。
そこに広がる桜並木は、高岡とはまた違った風情を見せてくれます。
次回は、城址公園での昼と夕方の桜風景をたっぷりとご紹介します。
市街地にあるからこそアクセスも抜群!お仕事帰りにふらっと立ち寄れる“日常の中の絶景”としての魅力も掘り下げていきます。
ご視聴ありがとうございました!では次の記事でお会いしましょう!
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